第071日目 2001年10月17日  青森県上北郡野辺地町〜青森県青森市

今日中に宮城に戻らなければならない用件ができたので、朝早く「福よし旅館」をチェックアウト。
自転車は、お盆の棚経で御世話になった常光寺の駐車場に預かってもらう事に。

ただ真っ直ぐ青森市内を目指すのは自転車の旅人としては面白くないので、夏泊崎へ行ってみる事にした。
地図の説明を読むと、夏泊崎はツバキ自生の北限らしい。
10月も半ばに入り、季節外れのお店はシャッターが閉まっている。
駐車場に自転車を置き、約20分程歩いて岬へ着いた。

岬には灯台と神社があり、、海の方を見ると漁をしている船が結構あった。
季節外れの観光地は、曇りという天候も加わりとても寂しい印象を受ける。

自転車のある駐車場へ戻り、青森市目指して出発。
しばらくペダルを漕いでいると、見覚えのある風景が見えてきた。
その風景とは、お盆の棚経で汗だくになって歩いたところだった。

12時ちょっとすぎに青森市中心部に到着。
お盆の棚経で御世話になった、常光寺の駐車場に自転車を一週間程置かせてもらう事になった。

その後、14時20分青森発の電車で実家のある丸森へ向かった。

2001.10.17-1.jpg
(夏泊崎の灯台と鳥居)



距離:68.2km
積算距離:4794km
宿泊:実家

(※10月17日から23日まで常光寺の駐車場に置かせて頂く)


第072日目 2001年10月24日  青森県青森市〜青森県東津軽郡三厩村

青森駅近くのカプセルホテルを7時半にチェックアウトし、1週間ぶりに自転車が置いてある常光寺に向かった。
約1km程歩いて常光寺に到着し、受付にいたH師に自転車を保管してもらった事にお礼を言う。
8時過ぎ、目的地である龍飛崎目指して出発した。

やがて青森市内を抜けて、右側に海が見えはじめた。
蟹田までは順調に進むことができたが、その後、風の向きが変わり逆風になってしまった。

体力的に辛くなったところで、今別の食堂でラーメンを食べる。
その後、町内のスーパーで食料を買い、今日の宿泊地である龍飛崎野営場を目指した。

三厩を過ぎ、義経北行伝説の地である義経寺を参拝。
山門の両側に立っている二体の金剛力士像は、まるでボディビルダーのように腹筋が割れており、あまりの肉体美にカメラを取りだすほど素晴らしい彫刻だった。

2001.10.24-1.jpg
(義経寺山門の仁王像)

海を右に見ながら順調に進み、14時過ぎ、龍飛崎周辺に到着。
太宰治「津軽」の文学碑の前で記念撮影した後、日本で唯一の階段国道339号線を登って龍飛崎を見学した。

2001.10.24-2.jpg
(階段国道339号線 階段が国道になっている珍しい道)

2001.10.24-3.jpg
(龍飛崎灯台)

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(津軽海峡冬景色(石川さゆり)の碑  真ん中の赤いボタンを押すと、歌を聞くことができる)

15時、龍飛崎野営場へ行ってテントを張ろうとするが、風が強くてペグをさす位置が定まらない。
風に煽られながらも、何とかテントを張ることができた。
17時過ぎ、野営場利用者は自分一人の模様、おそらく誰も来ないだろう。
季節外れの野営場というものは、何となく寂しいものだ。

2001.10.24-5.jpg
(季節外れのキャンプ場はとても寂しい)



距離:85.84km
積算距離:4879.8km
宿泊:龍飛崎野営場


第073日目 2001年10月25日  青森県北津軽郡小泊町〜青森県西津軽郡鰺ヶ沢町

龍飛崎野営場では、風が一晩中吹いていて、寝ては覚め、覚めては寝ての繰り返し。
とうとう朝になってしまい、体が休まらないまま朝食を済まして出発。

ペダルを漕ぎだして間もなくして坂が始まる。
正直言って、最初から坂だと、後半に疲れがドッとくるのが辛いところだ。
しかし、南に向かうにはこの道しかない。

曲がりくねった坂道をゆっくりゆっくり進み「あの坂を越えれば頂上かな?」と期待が膨らむが、また登りでがっかりする。結局、坂道は延々7km続いた。

北海道のライダーハウス「みつばちハウス留萌ARF」で出会った宮崎のサイクリストが日本縦断で一番疲れたところが龍泊ラインだと言っていたのもうなずける。

やっとのことで龍泊ラインの最高所である眺瞰台(ちょうかんだい)で一休みし、自分の来た道を眺めてみると、まるで道路が龍のように見える。
半島の先端は龍飛崎の灯台、そして風力発電の風車が何基か見えた。どうりで風が強いわけだ。
さらに、奥には津軽海峡越しに北海道を眺める事ができた。

2001.10.25-1.jpg
(来た道を振り返って撮影)

その後、十三湖、亀ヶ岡土偶の石像と記念撮影。
強風に煽られながらも無事鰺ヶ沢へ到着。

2001.10.25-2.jpg
(土偶と記念撮影)

今日は気温が低くて寒いとのことで、駅近くの旅館に泊まることにした。
季節的に、この先テント泊は難しいかもしれない。



距離:81.30km
積算距離:4961.1km
宿泊:尾野旅館


第074日目 2001年10月26日  青森県西津軽郡鰺ヶ沢町〜秋田県能代市

朝起きて、弁当を買いにコンビニへ行ったら岩木山がきれいに見えた。
8時に旅館を出て、今日の目的地である秋田県能代市を目指す。

鰺ヶ沢から能代までの道のりを地図で確認すると、五能線という線路に沿って国道が造られているのがわかる。
この場合はたいてい平坦な道が多いのだが、国道101号線は小さな登り下りが多く、自分の体に疲れが溜まっていった。
おそらく、昨日の龍泊ライン越えの疲れが抜けきっていないのも原因の一つだろう。

国道101号線の別名「日本海シーサイドライン」は日本海の海岸線と白神山地の紅葉がとてもきれいに見える道路だ。

秋田県に入り、猿の集団を多く見かけるようになった。
遠くから見て同じように見える猿も、近くでよく見ると、体の大きい猿、小さい猿、子供を抱えた猿、表情が険しい猿、まだあどけない表情の猿など、それぞれ個性がある。

「ガサガサガサ」とガードレール下で音がしたので「猿の集団?」と思って確認してみると、灰色の作業着を着たおじさんだった。

能代には15時過ぎに到着。
駅の近くに旅館があったので、今日はここに泊まることに決めた。

2001.10.26-1.jpg
保護色の猿



距離:108.55km
積算距離:5069.7km
宿泊:細田旅館


第075日目 2001年10月27日  秋田県能代市〜秋田県南秋田郡天王町

八郎潟はかつて日本で二番目に大きい湖だった。
しかし、米の生産をあげるため湖を埋め立てて干拓地になったところである。
埋立地なので、もちろん山は無く、真っ直ぐの道路が北海道の風景を思い起こさせる。

日本離れした広大な水田地帯をサイクリングした後、男鹿半島の入道崎を目指した。
朝の天気予報では0パーセントのはずだったが、11時半ごろ、入道崎の手前でにわか雨に遭い、近くのバス停に駆け込んだ。
椅子に座って、携帯電話の雨雲情報を見ると、男鹿半島だけ雨雲がかかっている。
遠くを見たら雲の切れ間から太陽の光が見えたので、思い切って出発。
ほどなくして、入道崎に到着した。

土曜日というのもあって、駐車場には観光バスがズラッと並んでいる。
かなりの台数のバスに比べてバイクの旅人は数台、自転車に関しては自分一人しかいなかった。

白と黒のカラーリングが印象的な入道崎の灯台は、工事中で中に入ることができなかったので、自分の記憶に留めるだけにした。

2001.10.27-1.jpg
(入道崎灯台)

入道崎にある食堂で、しょっつるラーメン(1000円)を食べた後、男鹿半島西側の県道を進む。
半島西部の地形の険しさのため、上り降りの差が激しく、自分を追い越していく観光バスが恨めしい。

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(どこかの港町)

時計を見ると、宿を決めなければならない時間が近づいてきた。
今日、宿泊したいと思っていた門前ユースホステルは今年3月に閉鎖されたと噂で聞いていたが、ホステリングガイドに記載されてあったので、電話をしてみるが通じない。
閉鎖の噂は本当だったのだろう、門前ユースはあきらめて、目的地を変更する。

潮瀬崎のゴジラ岩を見学していら、日も暮れはじめ、宿が決まっていない事に焦ってきた。
男鹿の駅前に観光案内所があったので安い宿を教えてもらう。
宿は、八郎潟調整池と日本海をつなぐ船越水道が近くにある民宿に泊まることにした。

2001.10.27-3.jpg
(ゴジラ岩 男鹿のパンフレットより)



距離:109.52km
積算距離:5179.2km
宿泊:民宿新地



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