第221日目 2002年5月26日 島根県大田市〜鳥取県米子市

昨日に引き続き今日も天気がいい。天気がいいと気分もいい。
出雲大社には10時過ぎに到着し、参道を通って本殿前で柏手を打つ。全国的に有名な神社だけあって注連縄一つ見ても物凄い太さだ。いったいどれだけの人足が必要なのだろうか?どのようにして作るのか?注連縄を前にして想像が膨らむ。よく見ると巨大な注連縄には、1円玉・5円玉・10円玉などの無数のコインが突き刺さっていた。自分も財布から5円を取り出し、藁の隙間に旅が無事に終わるようにとお願いして突き刺した。

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(出雲大社の鳥居)

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(出雲大社)

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(出雲大社拝殿)

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(迫力ある注連縄)

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(出雲大社本殿)

その後、シジミで有名な宍道湖を目指す。
湖に沿った道路をしばらく進むと、気候的に過ごしやすいのだろうか、マラソン大会が行われていた。松江市内に入り松江城を遠くから眺め、さらに進むと中海が見える場所に出た。米子へ行くのに色々なルートがあるが、今回は中海にある大根島へ通じる道路を通った。この道路は左右が海となっており、大根島・江島を通って境港市につながる。

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(松江城の石垣と堀)

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(境港市に通じる海の道路を進む)

境港市に到着し、やたらに目立つ境水道大橋(自転車60円)を往復してみた。この橋は結構高い所(高さ40m)に造られており、勾配が物凄くきつい。マニュアル車での坂道発進はかなり難しそうな橋だ。橋の真ん中に来ると、境港市が一望できてとても見晴らしが良い。

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(境水道大橋からの眺め)

境港市をあとにし米子へ向かう途中、マウンテンバイクに乗った二人の外国人の宣教師に声をかけられた。話を聞くとキリスト教(モルモン教)布教のため、一日約50キロは走るそうだ。二人の宣教師の姿を見て、はたして自分は他の人に曹洞宗の教えを説く熱心さはあるのかどうかと自問自答した。別れ際、キリストが描かれたポストカードを頂いて、フロントバッグにしまい米子を目指す。

米子市内に入ったのはあたりは暗い18時過ぎ。
これから夏の季節になるとは思えないほどの肌寒さだった。

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(頂いたポストカード)


 
距離:130.9km
積算距離:15714.6km
宿泊:旅館藤本

第222日目 2002年5月27日 鳥取県米子市〜鳥取県鳥取市

朝の4時ごろ、物凄い雷の音で目が覚めた。
おそらく近くにあるビルの避雷針に落ちた音だろう。起きなくていい時間に眠気が一発で吹き飛ぶほどの凄まじい雷音だった。

9時に旅館をチェックアウトし鳥取砂丘を目指して出発。
天気はいいものの、鳥取県の名山、大山に雲がかかって残念ながら麓しか見えなかった。次に来たときに期待することにしよう。

順調に国道9号線を進み、日本のハワイ(羽合町)で看板の前で写真撮影し、お腹が空いたので国道沿いのラーメン店に入った。カウンターに座ると、店主の他にアルバイトの女性がいた。誰が見てもモデルのようなスラッとした感じの人で、離れに座っていたカップルの男性はチラチラと意識をしているのが自分にも伝わってくる。向かいに座った女性はどのような気持ちなのだろうかとラーメンを食べながら余計な心配をしてしまった。

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(日本のハワイ)

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(どこかの海で撮影)

気高町に入り魚見台という所で日本海を眺めて休憩する。
鳥取市内には17時ごろに到着。砂丘を見る為に自転車を止めて地図を確認していたところ「自転車旅の方ですか?」と女性に声を掛けられた。話を聞けば、その女性は鳥取大のサイクリング部に所属しているとのことで砂丘まで案内してくれた。17時半ごろ、鳥取砂丘に到着し、日本海に沈む真っ赤な夕日を見ることができた。太陽が沈んだ後は、海にはイカ釣り漁船の明かりがとても綺麗で幻想的だった。案内してくれた鳥取大の女子大生ありがとう!

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(魚見台からの眺め)

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(鳥取砂丘入口  フィルムのトラブルで写真に色がついていなかった)

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(鳥取砂丘にて記念撮影  フィルムのトラブルで色がついていない)

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(鳥取砂丘  フィルムのトラブルで色がついていない)

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(砂丘に写る自分の影  フィルムのトラブルで色がついていない)

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(砂丘からの夕日  最高の夕日だったが、フィルムのトラブルで色がついていない、残念!)



距離:103.75km
積算距離:15818.4km
宿泊:鳥取サイクリングターミナル

第223日目 2002年5月28日 鳥取県鳥取市〜兵庫県豊岡市

朝の7時半、鳥取サイクリングターミナルをチェックアウト。
快晴の中、黄色い砂丘とともに青い海を見ながら兵庫県の豊岡を目指す。

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(朝の鳥取砂丘  フィルムのトラブルで写真に色がついていない)

こんな天気が続けばいいなと心から思いながら、鳥取県から兵庫県の余部に入った。
遠くを見ると山と山との間にやたら存在感のある鉄橋がかかっているのが見える。ここが有名な余部鉄橋だ。観光ガイドによると高さ41.5m、長さ310m、明治45年に開通した日本一のトレッスル式の鉄橋で、下から見上げると交差した鋼材がとてもきれいに見える。昭和61年には強風のために列車が落ちるという痛ましい事故があったことは、当時は小学生ながらもハッキリと覚えている。亡くなられた方の冥福を祈り、余部を後にした。

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(余部鉄橋  フィルムのトラブルで色がついていない)

日本海側の道路は地図を見る限り体力的に楽だと思っていたが、リアス式海岸特有のアップダウンが多くて意外と疲れる。
兵庫県の豊岡には17時ごろに到着。宿は市内にある公園の東屋でお世話になることにした。

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(豊岡市内の東屋)



距離:108.37km
積算距離:15926.8km
宿泊:豊岡市内の東屋

第224日目 2002年5月29日 兵庫県豊岡市〜京都府宮津市

豊岡市内の公園の東屋での一夜が明け、「ザーッ」という嫌な雨音で目が覚めた。
とりあえず、ラジオでニュースを聞きながら食事を済まし、外の様子をしばらくうかがうことにする。

8時ごろ雨が止み、出発するのは今だということで、京都の天橋立へ向けてペダルを漕いだ。
丹後半島に入り、全国で三ヶ所しかないという鳴砂で有名な琴引浜を見学。実際に歩いてみたが、正直な感想としては鳴っているか鳴っていないかわからなかった。おそらく自分の歩き方が悪いのかもしれない。

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(京都市網野町の子午線塔)

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(鳴砂で有名な琴引浜)

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(琴引浜)

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(どこかの公園で昼食)

その後、道路作業中のおじさんに「経ケ岬には行くんだろ?」と声を掛けられ、つい「ハイ」と答えてしまった。「行くんだろ?」と聞くからには、余程いい所なのだろう。訪れる予定はなかったが「読経の経の字がついているし行ってみっか!」という適当な理由で行ってみた。観光客は誰一人いなく、本当に静かだ。白い灯台の向こうには真っ青な海が地球を感じさせるような丸みを帯びている。素晴らしい風景に出会えるとは思ってもみなかった。いい場所を教えてくれたおじさんありがとう。

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(経ケ岬灯台入口)

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(経ケ岬灯台前にて記念撮影)

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(断崖に造られた道路を進む)

5月の下旬ともなると、結構な暑さで水分補給をまめにしながら進む。日本三景の一つである天橋立には16時に到着し、ケーブルカーで山頂へ。今朝の雨とうって変わって天気は最高。お約束通り股から天橋立を覗いた。

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(日本三景の一つ、天橋立)

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(股から天橋立を望む)

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(今日の宿、天橋立ユースホステル)



距離:100.35km
積算距離:16027.1km
宿泊:天橋立ユースホステル

第225日目 2002年5月30日 京都府宮津市〜福井県若狭町

天橋立を通り宮津市内にある曹洞宗専門僧堂の智源寺に到着。「松渓山」と彫られた朱塗りの山門がとても目立つお寺だ。
朝早かったためか境内には誰一人いない。法堂のぐしと鬼瓦に取り付けられている四角が四つある紋に興味を持つが残念ながら聞く人がいない。法堂前で合掌し、智源寺を後にした。

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(天橋立を通る)

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(智源寺専門僧堂山門)

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(智源寺法堂)

舞鶴を過ぎ小浜のトンネル内に入ると渋滞の車で全く進めない。出口付近で救急車やパトカーの回転灯が回っていることから、どうやら事故のようだ。ようやくトンネル出口付近まで進むと、車のガラスや部品が派手に散らばっている様子が、事故の激しさを物語っていた。

トンネルを過ぎてすぐ、曹洞宗専門僧堂である発心寺に到着。発心寺は坐禅をする道場として有名で、海外からの修行を希望する方も多いと聞く。雲水たちは作務をしておりとても忙しそうだ。どのような方が修行しているのか周りを見渡すと、日本人より外国人の方が多いように思う。

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(発心寺専門僧堂山門)

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(発心寺法堂)

発心寺法堂前にて合掌し、近くにある仏国寺に向かう。このお寺は発心寺よりほど近い場所にあり、すぐに到着。山門を過ぎ法堂前にて合掌。建物の中では一般の修行者が忙しそうに何かの仕事をしている。迷惑だと感じながら声をかけてみると、明日から接心(坐禅修行)があるとのことだ。どうりでいそがしい訳だ。お参りしてもいいですよと声を掛けられ、本尊様の前で手を合わせた。

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(佛國寺山門)

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(佛國寺法堂)

その後、宿を決めていなかったので、小浜市内で今日明日の食材を購入し、行けるところまで行くことにする。途中、食見で一泊するにはいい東屋があったので、ここに宿泊することに決めた。

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(東屋にて野宿)

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距離:131.06km
積算距離:16271.1km
宿泊:食見の東屋


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