第288日目 2008年4月26日 鹿児島県志布志市〜鹿児島県肝属郡南大隅町

朝早くに目が覚める。

新鮮な空気を吸おうとテントから這い出すと、ちょうど山から太陽が昇るところだった。

これから始まる旅の無事を願い、朝日に手を合わせた。

 

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自転車旅初日の朝日

 

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待合所にて

 

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撤収前のテント

 

一緒にテントを張ったバイクのKさんは10分先に出発。

自分もフェリー乗り場の職員が出勤する前に、テントと荷物をまとめ7時に出発した。

 

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Kさんのバイク

 

早朝からやっていたファミレスの朝定食を食べて、ちょっと休んだ後、本土最南端の佐多岬を目指す。

足慣らしにゆっくり進むが、逆風のせいでとても疲れる。まるで坂道を走っているようだ。

 

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南国を思わせるフェニックス

 

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鳥居が二つある珍しい祠

 

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妖怪一反木綿(いったんもめん)が住んでいるいるといわれる権現山

 

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日本最南端の前方後円墳を見学

 

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古墳の説明

 

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左から田の神・道祖神・祠

 

1時間あたり約20kmのゆっくりしたペースで進み、12時30頃、根占に到着。

明日はここから指宿へ行くので、フェリーの時間の確認した後、南にある佐多岬へ向かった。

 

国道269号線は7年前の日本一周の時に通ったことがある道でとても懐かしく感じる。

特に急ぐわけではないので、薩英戦争の砲台跡や大きな石の由来を地元の人に聞いたりして前に進んだ。

 

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海の見える道路は風が強かった。

 

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フェニックスと道路

 

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田の神像(※宮城には無い石像)

 

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台場公園にて

 

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砲台のレプリカ

 

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台場跡の説明

 

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気になった大きな石。近所の方に由来を聞いたが、特に何も無い大きな石とのことだった。

 

佐多にあるAコープで今日と明日の食糧を買ってベンチで一休み。

佐多岬に通じる県道68号線に入るとアップダウンがさらにきつくなってきた。

ようやく目的地である大泊のキャンプ場に到着。

 

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Aコープ佐多。ここで買い物をしないと、この先はお店が無い。

 

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自転車の旅人

 

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無人となった佐多岬ロードパーク(※以前は中におばさんがいた)

 

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大泊キャンプ場

 

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キャンプ場から見た海

 

キャンプ場でテントを設置した後、歩いて近くのホテルの温泉に入りに行く。

海の見えるとてもすばらしいお風呂で疲れが取れた。

 

明日は、朝7時ごろ佐多岬へ行く予定。 

 

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ホテル佐多岬

 

 

距離:96.96km

積算距離:21952.33km

宿泊:大泊キャンプ場


第289日目 2008年4月27日 鹿児島県肝属郡南大隅町〜鹿児島県指宿市

朝5時30分起床。

キャンプ場のトイレに行く際、海から見える朝日がとても綺麗だった。

 

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大泊キャンプ場から見た朝日

 

佐多岬一番乗りを果たすために早めに食事を済まし、テントを撤収しないまま身軽な状態で岬へ向かう。

入場は8時からなので、7時に出発して40分後に到着。

 

実をいうと2度目の佐多岬。

以前は自転車および歩行者禁止の有料道路で、田尻の第2料金所でおばさんに追い返されたところである(※第143日目 2002年3月9日の日記)。どうあがいても自転車で行けないことがわかり整理券売り場のところでヒッチハイクをして行った苦い思い出があるところだ。今回佐多岬に来たのは前回のリベンジである。

 

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7年前の自転車旅行の際、おばさんに追い返された田尻の第2料金所。

 

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北緯31度線

 

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同じく北緯31度線

 

入り口前で約20分程待機。

8時になったところで、オレンジの服を着たおばさんに300円を支払い、隧道を抜け展望塔へ向けて歩く。

遅れてきたバイクの2人組に追いつかれないように駆け足で目的地を目指す。

 

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佐多岬へ行く隧道

 

カラフルな神社を参拝、南国あふれる木々、廃墟の脇を通るなど、なかなか面白い。

展望塔へ上るには200円かかるようなので、ちゃんと支払い遠くの海を眺めた。

過去自転車で日本一周をした際、佐多岬だけは行っていなかったので、やっと念願が叶えることができた。

 

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南国あふれる道

 

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カラフルな神社

 

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廃墟脇の道路を通る

 

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佐多岬展望塔(※200円かかる)

 

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佐多岬の灯台(※ここへは残念ながら行くことができない)

 

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記念撮影

 

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灯台と佐多岬

 

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本土最南端の公衆電話

 

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佐多岬到着証明書(※ホテル佐多岬で発行してもらえる)

 

その後テントに戻って、出発の準備。

10時前に大泊キャンプ場を後にした。

 

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本土最南端の大泊郵便局に訪れてハガキを出した。

 

昨日豪快に下った坂を、今度は自転車を押して歩く。

きつい坂も何とか越えることができ、12時ごろに根占に到着。

コンビニで昼食を買い、山川へ行くフェリー内で食べた。

 

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宗谷岬まで2700キロ。パイナップルが可愛らしい。

 

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巨石と自転車。近くの人に由来を聞いたが、特に無いとのこと。

 

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陽石と呼ばれる石

 

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陽石の説明

 

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ここからフェリーで薩摩半島に渡る。

 

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待合所の椅子に寝ていた猫

 

根占の向かいの山川港に到着。

山川の町をサイクリングしていると屋根付きの墓地が目についた。

屋根が付いているという宮城にはない形式の墓に、しばし見入ってしまった。

 

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山川地区にあった屋根付きのお墓

 

今日の宿は、以前泊まることのできなかった、旅人の財布にやさしい宿のくりや食堂。宿泊代1671円(素泊まり)は格安だ。

 

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今日の宿くりや食堂

 

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意外と多い自転車の荷物

 

 

距離:34.02km

積算距離:21986.35km

宿泊:くりや食堂


第290日目 2008年4月28日 鹿児島県指宿市〜鹿児島県鹿児島市

朝5時30分起床。朝方は鹿児島といえど肌寒い。開聞岳登山するために早めの朝食を食べる。

自転車の荷台に荷物を括りつけ、7時にくりや食堂を出発。

 

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出発前、一緒に宿泊した方のバイクを見せてもらった。

 

途中、本土最南端の駅西大山駅に立ち寄り記念撮影。

エジプトのピラミッドのような開聞岳が見える素敵な駅だ。

 

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西大山駅の看板

 

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JR日本最南端の駅にて

 

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開聞岳と線路

 

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過去に行ったことのある駅は、稚内、佐世保。根室はまだ行っていない。

 

8時30分ごろ、開聞岳の登山道入口に到着。遠めに見て開聞岳は簡単に登れると思いがちだが、それは大間違いで結構大変な山なのだ。標高は1000m近くもあり、100名山のひとつに数えられている山だけに、急斜面と岩場で捻挫しないように進むのに気を使った。

 

10時30分ごろに山頂に到着。眼下には池田湖、遠くには桜島が見えた。11時ちょっと過ぎまで風景を楽しみながら昼食をとり、その後下山。13時00分ごろに無事自転車のあるところに到着した。

 

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開聞岳の登山道

 

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どんどん険しくなってきた。

 

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仙人洞(せんにんどう)

 

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仙人洞の説明

 

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急斜面をはしごで登る。結構怖い。

 

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頂上付近にある神社

 

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開聞岳頂上にて

 

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下山して自転車が置いてある場所に戻ると、保存食のカップラーメンがカラスに荒らされていた。

 

開聞岳登山の後は、知覧の特攻平和会館へ向けて出発。

車の少ない茶畑を横目に見ながら進む。

 

知覧の町に入ると、歩道には特攻隊員が刻まれている灯篭がずっと並んでいた。

 

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歩道に並んでいる特攻隊の方々を供養する燈籠

 

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特攻隊の姿が彫られている。

 

14時30分ごろ、特攻平和会館に到着し、受付で500円支払って見学。

展示室に入ってすぐのところに、とても印象深い手紙があったので、手帳を取り出し鉛筆で書き写す。

 

 

あんまり緑が美しい

今日これから

死にに行く事すら

忘れてしまひそうだ

真っ青な空

ぽかんと浮かぶ白い雲

六月の知覧は

もうセミの声がして

夏を思はせる

作戦命令を待っている間に

 

小鳥の声がたのしそう

「俺もこんどは小鳥になるよ」

日のあたる草の上に

ねころんで

杉本がこんなことを云っている

笑はせるな

 

本日13時35分

いよいよ知ランを離陸する

なつかしの

祖国よ

さらば

 

使いなれた

万年筆をかたみに

送ります。

 

 

 

もし自分が特攻機に乗ると決まった時、はたして手紙を書いた方のような心境になれるであろうか?

作戦命令を待っている間、自分だったらどのように時を過ごすのであろうか?

色々な思いや考えが頭の中を駆け巡る。

 

知覧特攻平和会館は、特攻隊員の手紙や遺留品等を通じ、戦争の悲惨さだけではなく自分の生き方を見つめ直す場所であると深く感じた。

 

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特攻平和会館

 

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入口

 

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特攻平和観音堂

 

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入場券に印刷されてある特攻平和観音像

 

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一式戦闘機「隼」

 

明日は屋久島に行く予定なので、鹿児島港のフェリー乗り場と出航時間を確認するために鹿児島市へ向かう。18時ごろフェリー乗り場に到着、明日の出航時間を確認して、近くの漫画喫茶で泊まることにした。漫画喫茶の「ほっとステーション」の店員さんは、盗難防止のため自転車を倉庫に入れてくれるなど、とても親切。 

 

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H−競蹈吋奪函腹隣の角田市にも同様のロケットがある)

 

 

距離:84.49km

積算距離:22070.84km

宿泊:漫画喫茶・ほっとステーション(残念ながら閉店)


第291日目 2008年4月29日 鹿児島県鹿児島市〜鹿児島県熊毛郡屋久島町

朝5時ごろ目が覚める。

漫画喫茶店内にあるりんご黒酢ジュースを飲んで体を目覚めさせた。

 

6時過ぎ、8時半の屋久島行きのフェリーに乗るために待合所へ向かう。

途中、コンビニで屋久島で登山する際の非常食を購入。その後、吉野家で納豆定食を食べた。

 

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桜島から昇る太陽

 

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海の見える所で自転車の整備

 

7時半に待合所に到着し、乗船手続きを済ませる。

乗船するまで時間があったのでデジカメで風景を撮影した。

自転車の旅人は自分を含め二人しかいなかったが、バイクの旅人が意外と多いのに驚く。

 

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フェリー屋久島2

 

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鹿児島と屋久島を往復する

 

8時半、屋久島へ向けて出港。

波に揺られながら4時間、船旅を楽しんだ。

 

12時半、6年ぶりの屋久島へ到着。

フェリーから降りると夏かと思うほど暑い。

 

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屋久島が見えてきた。

 

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あまりに暑いので公園で休憩

 

14時に民宿「フリースティじょうもん」に到着。6年前にも泊まった宿だ。

受付を済ませた後、レンタカーを借りに町まで歩いて行く。

その後、レンタカーに宿泊客の方を乗せ楠川温泉で旅の疲れをとった。 

 

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今日の宿、じょうもん

 

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楠川温泉

 

 

距離:5.59km

積算距離:22076.43km

宿泊:フリースティじょうもん


第292日目 2008年4月30日 鹿児島県熊毛郡屋久島町

今日は太忠岳にある天柱石という高さ50m程の巨石を見るために、夜明け前の4時に起床。5時過ぎ、登山者のために用意されてある食事を済ませ、レンタカーで登山口のある屋久杉ランドに向けて出発した。道路からは海から昇る太陽が見え、頂上からの眺めに期待が持てる。

 

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海から昇る朝日

 

屋久杉ランド駐車場に到着し、太忠岳の登山口まで予想以上に時間がかかってしまい出発が遅れてしまった。登山口で協力金300円を缶のような物に入れて、念願の太忠岳へ向けて歩き出した。

 

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駐車場から見た太忠岳の天柱石

 

屋久杉ランドのコースが太忠岳登山道も兼ねており、色々な種類の屋久杉を楽しめた。後半、急な斜面を汗だくになりながらも1時間半で頂上に到着。周りに誰もいないことからどうやら私が一番乗りのようだ。

 

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吊り橋

 

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吊り橋から見た沢

 

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杉の巨木

 

太忠岳のシンボルともいえる天柱石は高さが50mほどあるらしく、印象はペンギンの後ろ姿のように見える。

 

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太忠岳の天柱石

 

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ロープを使って登る

 

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ようやく天柱石に到着

 

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天柱石を下から眺めてみる

 

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背後にある石が天柱石

 

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後から到着した登山者

 

約1時間ほど天柱石の周りで撮影、それでも下山するにはまだまだ時間に余裕があったので、峰伝いにある花折岳に登山することに決めた。この花折岳も太忠岳同様、巨石がたくさんある山で、石の上で弁当を食べたら最高だろうと思い登ることにした。ただしこの山に行くには、道が無いため藪をこぐような形で進むことになる。

 

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太忠岳から見た花折岳

 

藪をかき分けること40分、12時ごろ花折岳に到着し、巨石の上で弁当を食べた。

 

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遠ざかる天柱石を撮影

 

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一番高い所は宮之浦岳

 

天柱石を目印に急斜面を降りる。慎重に降りたつもりが、足を滑らせ臀部から太ももにかけて斜面にあった石に強打。ズボンをおろして確認してみると、真黒なあざができてとても痛い。幸いにも捻挫はしていなかった。

 

何とか急斜面を降りきり、ピンクのテープを発見。ピンクのテープの通り進めば天柱石に着けると思いどんどん進む。ところが、肝心のピンクテープが途切れてしまった。来た道を戻ろうとするも、再びピンクテープが途切れてしまった。おそらく同じところをぐるぐると周っているのかもしれない。

 

藪漕ぎをして進んでいると、2〜3人連れの男性の声が聞こえてきた。耳をすますと何をしゃべっているのかわからない、しかも藪を漕いで来る音が全く聞こえない。なんだか怖くなり他の道を探す。(後ほど、この声のことを聞いたら、それは幻聴といって、声の聞こえる方向に進んでいくと遭難するとのこと。)携帯を取り出してディスプレイを見るとアンテナが立っていなくて圏外になっている。これは本当にやばいと青ざめてしまった。

 

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写真のように見通しが悪い所を藪漕ぎした。

 

小を催したくなってきたので、用を済まして休むことにする。一息ついてバナナとカロリーメイトを食べたら気分が落ち着いてきた。石に腰かけリュックから地図・方位磁石・デジカメを取り出し、撮影した風景と今どこにいるのか確認してみると、なんと反対の石塚山方面に進んでいたことが判明。自分の感覚が全くあてにならないことがわかった。幸いにも時計を見るとまだ時間がある。とにかく、冷静になって下には降らず、なるべく上を歩くことにする。(※下に降れば降るほど修正が難しい)

 

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石塚山

 

進むべき方向がわかっても、途中の崖や巨石を迂回しなければならない。石に強打した足の痛みもあり、結構疲れる。時々修正を加えながら進むが、なかなか天柱石が見えてこない。

 

歩いた距離と時間から推測して、天柱石が見えないということは、もしかして真上にあるのではないかと考えた。いちかばちか急斜面を登ること数分、木々の間から天柱石が見え、ちょうど祠のある所に出てきた。「助かった!」と天柱石を見上げた時、なんと観音様に見えた。

 

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祠のある所に出て助かった。

 

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観音様に見えた天柱石

 

観音様が持つ水瓶から流れる水が赤ちゃんに命を与え地上に誕生させるという絵(狩野芳崖作・悲母観音)は、私が小さいころ茶の間に掛けられていた。手を合わせた赤ちゃんを優しく見守る観音様のお姿に、「観音様はいる」と子供ながらに思っていた。

 

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悲母観音の掛け軸

 

まさか、屋久島の太忠岳でお会いできるとは・・・・迷いの道から戻ることができたことに手を合わせずにはいられなかった。その後、ズボンのポケットに何かがあると手を入れると、祖母が出発時に入れてくれたお守りがあった。それは観音様のお守りだった。 

 

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帰りに仏陀杉(樹齢1800年)を見学

 

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荒川登山口から見た太忠岳

 

助かった要因は、早い登山のスタート、トイレ休憩とバナナ・カロリーメイトを食べた事だろう。早い登山のスタートは自分の心に余裕を持たせる。バナナ・カロリーメイトといった甘いものやトイレ休憩は、悪い流れを変えたりリセットする力がある。だから10時や3時のおやつというのがあるのかもしれない。

 

人は冷静さを欠くと周りが見えなくなってしまう。焦った時、どうにもならなくなった時は、一度立ち止まってみるのも勇気だと思う。これは人生においてもいえる。ちょうどいいタイミングで小を催してきたくなってきたのは、観音様が一度立ち止まりなさいと私に教えてくれたからに違いない。

 

夕食の時、天柱石に行って来たことをみんなに話したら、「あの石は安房の町を見守る観音様と呼ばれているんだよ」と隣に座った方が私に教えてくれた。

 

 

距離:今日は進んでいない

積算距離:22076.43km(昨日と同じ)

宿泊:フリースティじょうもん



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