第330日目 2009年7月17日 北海道苫小牧市〜北海道岩見沢市

早朝、フェリーのデッキに出てみた。

空を見ると雲がほとんどない快晴。

これからの走りに期待が持てる。

 

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大平洋フェリーのデッキから撮影

 

午前11時に苫小牧港に到着。

輪行袋に入れた自転車とテントや生活道具一式を入れた荷物が重く、一気に運ぶことができないのでフェリーと待合所の間を二往復することになった。

 

待合所前で自転車を組み立て、11時50分にキャンプ場のある岩見沢へ向けて出発。

 

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組み上がった自転車

 

約8年ぶりの北海道は宮城の夏と違いカラッとして過ごしやすい。

途中、オレンジ色の看板が目印のセイコーマートを発見。

北海道といえばセイコーマート。

早速、弁当を購入し、自転車の荷台に置いて食べた。

 

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セイコーマート

 

筋肉が慣れていないせいか、アップダウンは少ないものの背中のリュックの重みがズシッと腰にくる。

何事においても初日は辛いものだと自分に言い聞かせ、体を休ませる場所を探していると角田という地名を発見。

この角田はおそらく宮城の角田と関係がある地域だと思う。

岩見沢のキャンプ場はもう少しなので、宮城の角田との関わりがあるかどうか北海道の角田を散策することにした。

 

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追分生コンの廃墟

 

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岩見沢まで36km

 

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瑞雲橋のプレート。紅白の矢印は、冬に雪が降った時、道路の端であることを示している。

 

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角田のプレート

 

散策しているうちに開拓記念公園という名前の公園を見つけて休むことにした。

この公園の一角に宮城の角田の由来に関する説明があり、そこには旧角田藩の泉麟太郎という人が中心となり栗山町を開拓したことが記されてあった。

 

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開拓記念公園の説明

 

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栗山町の由来

 

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北海道の角田に関しては、角田市教育委員会発行「北の大地を拓く」がおすすめ。

角田市郷土資料館で発売中。

 

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栗山町の開拓の祖、泉麟太郎翁

 

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北海道の角田の写真

 

宮城の角田と関係のある町だとわかってすっきりした後、岩見沢へ向けて出発。

目的地の利根別自然公園キャンプ場には18時頃に到着。季節的にはいい時期だと思うが、キャンプ場には誰もいなくて自分一人だけだった。

 

テントを張っている時に、蚊に刺された。

ここは蚊が多いようだ。

 

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駒大岩見沢高校の看板の前にて(※岩見沢高校は2014年3月31日に閉校)

 

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自転車は屋根のある炊事棟に置くことにした。

 

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キャンプ場には自分一人しかいなかった。

 

 

距離:77.25km

積算距離:23613.45km

宿泊:利根別自然公園キャンプ場


第331日目 2009年7月18日 北海道岩見沢市〜北海道富良野市

昨夜の21時に寝たせいか、午前2時30分に目が覚めてしまった。

テントの中で寝るとどうしても早く起きてしまうようだ。

一眠りした後、5時に起きて食事の準備。

荷物をまとめ7時にキャンプ場を出た。

 

最初の目的地は万念寺。

このお寺は髪の毛が伸びるといわれているお菊人形で有名だ。

小学生の頃に持っていたケイブンシャの大百科にも載っているほど有名な人形である。


8時過ぎに万念寺に到着。

朝早かったのにも関わらず快く中に入れて下さった。

本堂に入り御本尊様とお菊人形に手を合わす(※お菊人形の撮影は禁止)。

人形の印象はケイブンシャの大百科で見たものよりもずっと小さくてとても可愛らしく、持ち主であったお菊ちゃんの人柄を感じさせる。やはり、本で見たものと実際に見たものでは天と地ほどの違いがあるとその時思った。

 

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万念寺までもう少し

 

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万念寺山門にて

 

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万念寺本堂正面

 

小学生の頃に購入した怪奇系の大百科

 

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怪奇ミステリー大百科

 

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髪の毛がのびる人形として紹介されている。

 

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さらに詳しい由来が記載されている。

 

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日本のミステリーゾーン大百科:お菊ちゃん人形が凄いことに!

 

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住所と地図まで掲載されている。

 

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裏表紙

 

万念寺を後にし坂を下る。

空を見ると今にも降りそうな空模様だ。

今日は雨が降っても出来るだけ進むことにする。

 

全長29キロの直線道路を進んでいると奈井江という所で、突然の大雨に遭遇。

カッパを着る暇もないほど強い雨に当たってしまった。

周りを見渡すと、幸いにもバス停があって約20分程雨宿りをした。

 

ようやく雨が止み、滝川の2キロ手前で再び大雨、車の洗車場の屋根の下で雨宿りをする。

大雨に二度もあたりながらカッパを着ることはなかったのは運が良かったからだと思う。

 

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全長29.2kmの直線道路

 

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突然の大雨でバス停に駆け込んだ。

 

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中間地点の奈井江

 

天候不順の為、滝川で一泊したいと思ったが、あいにく旅館に宿泊する予算がない。

ここは滝川〜富良野間をルートカットし、農家の方が経営している富良野のふくだメロンというライダーハウスに一泊することに決めた。

 

早速、泊まりたい旨を電話で話をするとOKがもらえた。

 

まずは滝川から富良野へ電車で輪行することに。

滝川駅前で自転車をばらして輪行袋に入れ、荷物を抱えて電車内へ。

夕方の電車は結構混んでおり、大きな荷物を持った私は恐縮し通しだった。

 

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乗り換えの富良野駅にて

 

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同じく富良野駅にて

 

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西仲駅に到着する頃には雨が止んでいた。

 

富良野の西仲駅に到着し、自転車を組み立てた後、スーパーで食料を購入。

その後、温泉施設の外にある無料の足湯で疲れを取った。

足湯で休んでいると、「旅の人ですか?」と声を掛けられ「ハイ、そうです」と答えた。

その方の話を聞くと富良野が好きで四季を通して写真を撮影しているとのことだ。

 

暗くなってきたので声を掛けた方に別れを告げ今日の宿であるライダーハウスふくだメロンに向かう。

すぐに到着し、受付を済ました後メロンをご馳走になった。

メロンを食べて一泊500円は安い!

 

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メロン

 

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ふくだメロンのステッカー

 

 

距離:84.21km

積算距離:23697.66km

宿泊:ふくだメロン


第332日目 2009年7月19日 北海道富良野市

朝から横なぐりの雨だった。

こういう時は無理して進んでもいいことはないので連泊決定。

 

午前中に今後の北海道旅のプランを練って過ごした。と言えば聞こえはいいのだが、ダラダラと過ごしたようなものだ。

 

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ライダーハウス内

 

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自分の場所はこんな感じ

 

昨日、足湯で知り合いになった地元在住のTさんから「今まで撮影した写真を見せるので足湯に来ない?」というメールが来た。雨が弱くなったというのもあり、足湯のある温泉へ自転車で行くことにする。

 

駐車場に目を向けると手を振っている人がいる。Tさんだ。早速、足湯に浸かりながら写真を見せてもらう。印象的だったのは富良野のひまわりと綺麗な青空の写真だった。その写真を見て、地元富良野が本当に好きな人なんだなと思った。最後に、二人で記念撮影、「写真送るから!」といって別れた。(※写真は未だに送られていない)

 

その後、疲れを取るために温泉へ行く。

約3時間ほど色々な事を考えて過ごした。

 

温泉の後は夕食の買出し、自衛隊の人がたくさんいるのに驚く。

ライダーハウスに戻り夕食。

 

夕食後は、ライダーの人と神奈川の家族の方達とUNOをして過ごした。

 

 

距離:雨の為進んでいない

積算距離:23697.66km

宿泊:ふくだメロン


第333日目 2009年7月20日 北海道富良野市〜北海道士別市

朝7時ごろ、自転車でラベンダー畑で有名な富田ファームへ行った。

 

朝は人がいないと聞いていたが、結構人が多い。

天気は残念ながら曇り。

 

曇っていながらも色とりどりの絨毯のようなラベンダー畑は見事だった。

晴れていたらどれだけきれいなんだろうかと想像した。

 

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ラベンダー畑

 

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違う角度から撮影

 

ふくだメロンに戻り朝食を済まし、建物前で記念撮影した後、9時過ぎに出発。

 

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ふくだめろんの前で記念撮影

 

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2日間お世話になったふくだめろん

 

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奥のロッキングチェアが欲しくて撮影

 

一日休んだせいかペダルが心持ち軽く感じる。美馬牛手前の深山峠八十八カ所霊場を参拝。

由来を見ると明治44年に開創されたとのことだ。お地蔵様に手を合わせ、近くのラベンダー畑を見学。ここからはラベンダー畑と大雪山系の山々が一望できる撮影スポットになっているようだ。案内板によると上富良野の八景の一つになっているとのこと。

 

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北海道のまっすぐな道路

 

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深山峠新四国八十八ヶ所霊場の碑

 

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お地蔵様

 

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かみふらの八景

 

ここで写真撮影をしていると、スクーターの旅人に声を掛けられる。話を聞くと、本当は自転車で旅をしていたのだが、交通事故でダメになってしまったので、スクーターに替えたとのことだ。自転車の旅はできなくて残念だが、体の方は大丈夫そうだったのでこれからの旅を楽しんでもらいたい。

 

旭川市に入り、ちょうどサイクルショップがあったので、ブレーキシュー、チューブ、修理キットを購入。その後、北上して士別を目指す。

 

塩狩峠で休憩していると閉鎖されたユースホステルがあった。見たところ、これぞユースといった建物のようで、昔はにぎわっただろうなと思いながら写真撮影をした。外観がきれいな所を見るとここ数年の間に閉鎖したようだ。(※2006年6月閉館、2015年秋に解体)

 

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塩狩温泉ユースホステル

 

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営業中であれば宿泊したかった。

 

だんだんとお尻が痛くなり、30分毎に休憩をはさみながら進む。

 

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士別市内の様子

 

今日の宿である日向森林公園キャンプ場には19時過ぎに到着。

テントを張った後に夕食を済ました。

 

その後、歩いて温泉へ。

身体が温まった後、明日に備えて早めに就寝。

 

 

距離:122.82km

積算距離:23820.48km

宿泊:日向森林公園キャンプ場


第334日目 2009年7月21日 北海道士別市〜北海道中川町

朝6時に起床。

いつもなら4時に目が覚めるのだが、キャンプ場周りの鳥の声が心地よくて寝坊してしまった。

それとも疲れがたまっているのだろうか。

 

早めに朝食を済まし、テントをたたみ出発の準備。

昨日できなかった前輪のタイヤのパンクを修理して8時に出発。

 

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撤収前

 

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出発前

 

朱鞠内湖を見る為に朝から上がり坂で疲れてしまう。坂をやっとのことで上りきり朱鞠内湖に到着。しかし肝心の湖は曇りのせいかあまりぱっとしなかった。その後、日本で最低気温−41.2℃を記録した幌加内町の母子里を過ぎ、美深で昼食のラーメンを食べた。

 

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−42.2℃はどんな世界なのだろう?

 

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朱鞠内湖

 

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標高438mの美深峠

 

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まっすぐな道

 

中川へはアップダウンは多少あるものの快調に進む。

 

音威子府を過ぎ、国道沿いに「北海道命名の地」という気になる看板が目についた。早速、自転車を置いて北海道命名の地を見学。説明によると松浦武四郎という方が「北海道」と命名したとあった。(※2018年は北海道命名150年の年

 

目的地が近いのでゆっくりしていると、雨が降り出してきた。幸いにも霧雨程度だったので気持ちがいい。

 

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北海道命名の地

 

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入口の看板

 

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北海道の聖地ともいうべき命名の地

 

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命名の地の詳しい説明

 

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近くには天塩川が流れていた。川の向こうには宗谷本線が通っている。

 

中川に入りコンビニの外で弁当を食べていると地元の人に声を掛けられた。

その方が言うには「今年の北海道の夏は相当寒い!」とのことだ。確かに雨ばかりで半袖になった記憶がない。

 

今日の宿はキャンプ場内にあるログハウスで料金は無料。

 

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ログハウス自由ヶ丘

 

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ログハウス内

 

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畳が敷いてある所は、何となく修行道場に似ていた。

 

 

距離:112.29km

積算距離:23933.38km

宿泊:中川町森林公園キャンプ場内ログハウス自由ヶ丘



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