北海道の旅を思い立ったきっかけ その1

2001年の日本一周の時、北海道で見ず知らずの自分を泊めてくれた漁師のおじさんとおばさんが交通事故で突然亡くなるという悲しい出来事があった。果てして自分はお坊さんの資格があるのかどうか迷ったことがきっかけで、通所介護施設で働くこと数年が過ぎた。

 

お寺と通所介護施設という二つの仕事を掛け持ちしてみて、やりがいや充実感は感じられるものの、自分の中に芯にあたるものが無いために進歩しているのか退歩しているのか全く分からない状況だ。

 

そんな中、6月(※2009年)から曹洞宗宗務庁の布教師養成所へ行くことが決まった。養成所は全国のお坊さんが集まり、法話を通して研鑽を積む場所である。噂に聞くととても厳しいらしい。

 

 

行く前に、心構え、法話の練習、さらに先輩のお坊さんに法話を聴いて頂き原稿を書き直すなど、十分に十分な準備を重ねて養成所に入った。

 

入って驚いたことは、法話をご指導される老師様、全国から集まったお坊さんの熱気だ。私はこの熱気というか雰囲気に圧倒されてしまった。(※養成所で拝聴したお坊さんの法話は一冊のノートにまとめてあり、私の宝になっている。ノートを読み直すと当時の状況が思い出されるほど。)

 

自分の法話はさんざんだったが、全国のお坊さんと交流して、自分の中で再び旅をしたいと思い立つ。特に、学生時代に海外旅行をしていたというN師のお話、そして、席が隣になったM師は山号寺号が全く一緒の金龍山瑞雲寺の御子息であったこと。しかも、2001年の旅の時に訪れているお寺なのだ。そのような偶然や刺激が重なりあって「また自転車の旅をしたい」と思いが募っていった。


北海道の旅を思い立ったきっかけ その2

布教師養成所から帰ってきて数日後、自転車旅の日記や写真の整理をしていると、北海道でお世話になった、おじさんとおばさんの最後の姿を写した写真が出てきた。当時の記憶を辿りつつ写真を見つめてある思いに達した。それは、今、手にとっている写真を自転車に乗って息子さんに届けたらどうだろうかと考えた。

 

東日本縦断(2004年)、中部日本横断(2007年)、西日本横断(2008年)と来れば残るは北海道しかない。目標はおのずと決まった。

 

次に起こす行動は周りの人の説得だ。お寺と通所介護施設で働いている以上、休みを取りたいと話を通さないといけない。住職とセンター長に今までの事をお話してようやく許可がおり、何とか7月に行けることになった。


北海道の旅の準備と大まかな行程

北海道の旅で持っていくもの

 

昨年の2008年に九州・四国と自転車旅をしているので、大幅に買い足すものはなかった。

ただ、デジカメはリモコン付きのペンタックス・オプティオA40を購入することにした。

A40にした理由として、以前、私が持っていたデジカメでは10秒後にシャッターがきれるタイマー機能が便利で良かったのだが、たまに間に合わないことがあった。リモコンがあれば時間を気にすることなく撮影できるのが良いと思ったからだ。

 

フィルムカメラ・コンタックスのTixは、デジカメのデータが無くなったことを想定して持っていくことにする。いわば保険のようなもの。

 

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左がリモコン付きデジカメのペンタックス・オプティオA40

右がAPSカメラのコンタックス・Tix

 

 

パソコンは、デジカメのデータのバックアップと電子メールのやり取りをするため、昨年同様に持っていくことにするが、旅のブログ更新はしないことにする。ブログ更新ありきの旅ではなく自転車旅を通して記憶に留めたいからだ。

 

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昨年(2008年)の西日本横断の旅で持っていったパソコンを今年も利用することに。

 

 

衣類は、今までの自転車旅で使用したものを持っていく予定。

曹洞宗の絡子・改良衣・着物・襦袢・腰ひも・帯・数珠もバッグに入れた。

 

 

靴は仙台のABCマートの店員にメレルのカメレオンを勧められた。

この靴の長所は、店員が言うには、ゴアテックスでソールがビブラムだから良いらしい。そしてこの靴を履いて富士山に登った人がいるとのこと。ABCマートの店員の言葉を信じ、メレルのカメレオンを購入した。

 

 

日記については今までの通りノートとハガキに書くことにする。

 

ハガキ日記

 

地図は2009年版のツーリングマップル北海道。登山もする予定なので山の地図。お金があまりないので0円マップ北海道を持っていくことにする。

 

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ツーリングマップルと0円マップ北海道は必須

 

北海道の旅の大まかな行程

 

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旅の大まかな行程として、まずは苫小牧から稚内まで縦断、次に旭川から根室まで横断して終わりにする予定。


宮城県丸森町〜大平洋フェリー〜北海道苫小牧市

仙台港の大平洋フェリー乗り場へは、阿武隈急行→東北本線→バスで行くことにする。理由は4号線沿いを行くにしても、海側を行くにしても交通量が多くて気が滅入ってしまったことがあったからだ。

 

出発当日。本尊様、歴代住職、ご先祖様に手を合わして、家族の運転する車に自転車・荷物を載せ阿武隈急行丸森駅まで乗せてもらった。

 

丸森駅から槻木駅で乗り換えて仙台駅へ。仙台駅からバスに乗り換えてフェリー乗り場まで移動。仙台港は12時過ぎに出航。重い荷物をフェリーに運び込み、やっと休むことができた。

 

重い荷物はあらかじめ現地に宅配便で送っておいた方がいいと思う。

 

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ようやく仙台港フェリーターミナルに到着

 

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昨年の西日本横断の旅の帰りで太平洋フェリーを利用したが、船内にはお風呂あり、映画あり、コンサートありと飛行機や電車には無い魅力がある。

 

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フェリー内でもらえるパンフレット


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