1.ニヶ月の間に読んだ本

最乗寺にちょうど2年いて宮城に戻ってきた。

「ニヶ月で自転車日本一周の準備をしなければ・・・」

と思っていても、身近に教えてくれる人がいない。
じゃあ、どうしたらいいのか?
それは、本から情報を得るしかないと考えた。

まず、先に購入したのは、自転車世界一周された、のぐちやすお著「自転車漂流講座」「新自転車野郎養成講座」「自転車地球放浪塾」の三冊を中心に旅の準備をはじめていった。

この三冊は、日本一周の計画・準備・行動するまでの方法が具体的に書いてあり、とてもわかりやすい。





アウトドア用品を購入するにあたって参考にしたのは「アウトドアイクイップメント」の二冊。
この本は、おすすめの用品を使ってみての感想や、カラー写真で紹介されていて、とても参考になった。






アウトドア用品を購入した後、どのようにメンテナンスするか、全くわからなかった私は「バックパッキング教書」を中心に目を通した。
「遊歩大全 上下」は写真が少なく理解するのに結構時間がかかった。




自転車を購入しても、パンク修理やチェーンオイルの差し方などのメンテナンスがわからなければ、旅を続けることができないので、「MTBのメンテナンス」を中心に6冊に目を通した。
自転車の旅では、実際に「MTBメンテナンス」を持って行った。




アウトドア雑誌といえば「BE−PAL」
旅の自転車は、「BE−PAL」を参考にして購入。




自転車旅のコースは、「全日本ツーリング ベスト100」を参考。
バイク向けの本ながら、自転車でも行きたい所がたくさんありノートに書いてピックアップした。

mapple.jpg


2.自転車の選択

自転車の購入資金は、大体10万円までと決めていた。
それ以上する値段の自転車は性能・材質がいいかもしれないが、自分にはもったいなくて乗れないように思う。そうかといって、あまり安すぎるのを買って、壊れてばかりいるのも困りものだ。

BE−PALの2001年5月号を見ていたら、10万円以内で購入できるツーリング車の紹介記事があった。ツーリング車について全くわからない自分は、このページを開いた時、直観的に「これだ!」と思った。理由は、前後にバッグを付けるキャリアが標準装備してあったからだ。

いわゆるスピードの出るカッコいい自転車は、専門店に行けばいくらでもあった。
しかし、旅に出る自転車となると、かなり限られてくる。
なぜなら、キャリアを取り付けるダボ穴が無ければダメだからだ。
ダボ穴の付いた自転車を見つけるのは時間的にムリだったので、BE−PALのツーリング車は、まさに運命との出会いのような感じがした。

気になる自転車を販売している所は、神奈川県町田市にある「REI」というアウトドアショップ。

重い荷物をつけ、長期間旅をする自転車なので、実際自分の目で見、乗って確認する事が大切だと思っていたので町田の「REI」を訪れた。

「REI」スタッフに案内されて、目的の自転車の所へ行って、乗って見た感想・・・

自転車のフレームはアルミ製で軽い。
特徴的なのは、ハンドルの形状だ。
∞の字ような形状のハンドルは、色々なポジションで握ることができ、長時間乗っていられそうだ。
また、とりわけ軽いギアが搭載されており、坂道でも安心できる。

迷うことなく、ここで、自転車を買う事に決めた。


2001年5月号


ページを開いた瞬間これだと思った。


ハンドルの形状と、軽いギアを搭載しているのが気にいった。


REIの自転車のカタログ


上の自転車を購入


自転車自体は89,000円だったが、結局、防犯登録費、宅急便代、スタンド、オイルなどの小物も入れて10万円超えてしまった。


3.自転車用バッグ

自転車は何とか購入する事ができた。
次は、下着や食料、貴重品などを入れる自転車の前後に付けるバッグをどうするかだ。
これらのバッグを取り付ける場所は、大きく分けて4つ。

1.リヤサイド(後) 2.フロントサイド(前) 3.ハンドル部分 4.サドル

この、バッグが無ければ、まず長期間の旅は無理といっても過言ではない。



1.リヤサイドバッグ(後ろのバッグ)

自転車同様、旅のバッグに関して何も知識が無かった私は、「モンベル」というメーカーのカタログから選んだ。モンベルのリヤ(後)バッグは、グレートジャーニーで有名な関野吉晴氏が使っていたモノでとても信頼できるとのことから迷わず購入した。


リヤサイドバッグには、衣類・レインウエア・寝袋・インナーシーツなど、比較的軽いものを入れた。
理由は、自転車の構造上、どうしても後ろに負担がかかってしまうので、軽いものを入れる事にした。



2.フロントサイドバッグ(前のバッグ)

自転車のフロント(前)に関しては、オーストリッチのバッグを購入。
宅急便が到着して箱を開けてみると、結構大きくて失敗した。


カタログとイメージしていたのより、大きかったオーストリッチのフロントバッグ
フロントバッグには、ガスストーブ・食材(ジャガイモ・玉ねぎ・ニンジン・米・味噌)・乾燥類(わかめ・高野豆腐・煮干し)・シーチキン2缶・カップラーメンなどを入れた。



雨から守るため、モンベルの袋に入れてから、バックに入れることにする。





バックを雨から守るためのレインカバー





3.フロントバッグ(ハンドルに付けるバッグ)

フロントバッグには、トピークのツアーハンドルバーバックを購入。
このバッグの中には、準貴重品となるべきモノを入れた。


ハンドルが特殊な形状をしているため、なかなか合うのが無かったが、このトピークのツアーハンドルバーバッグはちょうどピッタリなサイズだった。



4.サドルバッグ(サドルに付けるバッグ)

サドルバッグとは正確にいうとサドルの下に付けるバッグの事で、この中には自転車修理キットを入れた。


サドルの下なので、そんなに多くは入らないが、自転車がパンクした時、すぐ工具を取り出せるなど便利。


4.衣・食・住の衣

汗をかくのが当たり前の自転車旅において、毎日同じ衣類では、1日位替えないならまだしも、2・3日経つと周りの人に対して不快感を与えかねない。


汚れる頻度の高いのは、下着。
綿の下着は、肌触りが良くて家にいる時はいいのだが、汗をかく自転車旅で、全く乾かないのでは風邪をひいてしまうのでパス。モンベルのカタログを見ると値段は張るが吸汗速乾性に優れているパンツ×3、Tシャツ×3、ジオラインの長袖・長ズボン×1、靴下×3を購入。短パンはユニクロで1枚購入。

ズボンと上着は、吸汗速乾性に優れているモンベルの製品を購入する。





レインウェアは、雨の時はもちろんのこと、寒い時に防寒具として機能できるようなものを選んだ。
本を見ると、ゴアテックスのがいいとあるが、値段がものすごく高い。
結局、購入したのはフェニックスのディアプレックスというレインウェア。





トンネルを入った場合、自分が走っている事をわかってもらうため、車のライトに反射するモンベルのリフレックウインドバイカーを購入。これは、畳むとコンパクト、しかも防寒具にもなるのでとても便利。





長時間自転車を漕いでいると、脚ではなく意外と手のひらが疲れるのでサイクリンググローブを購入。手の甲にはメッシュが入っていて、ひたいの汗をぬぐう事ができる。



タオルは、お風呂用・頭に巻く用・予備の3枚持っていくことにする。



靴は、BE−PALで紹介されていたナイキのゴアテックスのシューズ





最後に大事なもの、それは・・・

お坊さんの衣一式。
白衣、足袋、衣、袈裟、手巾、帯、ひも、坐具、絡子、ステテコなどなど。
秤にかけてみたら、軽い夏用を揃えたのにも関わらず、2キロオーバー。


お坊さん一式は、縦にリヤサイドバッグへ入れると、しわになりやすいことから、防水の袋に入れ自転車の荷台に横積みする事にした。


5.衣・食・住の食

自転車旅では食べないと話にならない。
道元禅師は「典座教訓(てんぞきょうくん)」において、食を作る事、食べる事も大切な修行だとおっしゃっている。

その大切な修行をするために持っていくものは、ガスと食器。


まず、候補に挙がったのは、左からオプティマス123Rスベア。100年前から構造は変化していないらしい。右は同じくオプティマス8Rハンター。正直言ってどちらもシンプルで捨てがたいものがある。




結局持っていく事になったのは、MSRウィスパーライト。これもシンプルで掃除が楽。また、どんな種類の燃料も使用できるなど、世界を旅する人たちに人気があるらしい。




ご飯やみそ汁を作るのに持っていったのはスノーピークのクッカーセット。ロシアのマトリョーシカ人形のように収納できる。




このマトリョーシカ人形のように収納できるクッカーセットにした理由は、修行中、食事の際に必要な応量器に似ていたからだ。


「典座教訓・赴粥飯法」 講談社学術文庫より




色々説明してきたが、MSRウィスパーライトとクッカーセットは、良いものだったが旅の途中で送り返してしまった。
理由は、重すぎる!
さらにジャガイモ・人参・玉ねぎなどを積んで走る旅は自転車やタイヤに負担をかけるからだ。



結局行きついたスタイルは、イワタニのカセットガスジュニアバーナーとチタンのカップ1つ。

このバーナーは収納がコンパクトであるのと、日本全国のコンビニでガスが手に入る、そして低温で中でも炎が安定して使える理由から、こうなった。
チタンのカップは料理することはもちろん、沢の水を飲んだり、歯磨きする際に使用した。


現代の応量器 シンプル イズ ベスト



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