第354日目 2009年8月10日 北海道空知郡上富良野町〜大平洋フェリー洋上

12時発の滝川駅から苫小牧行の電車に間に合うよう逆算して4時半に起きる。

これから昇る朝日は北海道最後の自転車旅にふさわしい。

 

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太陽が昇る瞬間

 

小さい頃、祖母から目を閉じ手を合わし太陽の光を感じながら感謝するといいことがあると教えられた。

その後、テントをたたみ出発しようとしたところ、バイクで旅をしている御夫婦よりパン2枚と野菜ジュースを頂いた。

 

これも何かの縁、お話を聞くと御夫婦は千葉県に住んでいてバイクはハーレーに乗っているとのこと、自分もいつかは乗ってみたいバイクだ。昭和50年代の人気の漫画「サイクル野郎」にも詳しく、自転車にも乗ったそうだ。とても話がはずみ、昨日だったらもっと話ができたのにと残念に思う。

 

御夫婦にお礼を言い、6時30分に出発。

当初霧が深かったのだが、徐々に晴れてきて青空がとてもすがすがしい。

 

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テント撤収

 

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キャンプ場の看板の柱に自転車を立て掛けて記念撮影

 

芦別に入り、北海道大観音様を遠くから手を合わした。

順調に進み、11時頃、滝川駅に到着。

 

23日前が雨だったのが懐かしく感じる。

滝川駅で北海道の自転車旅は終わりにしたい。

 

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滝里湖

 

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路側帯が広くてとても進みやすい道路

 

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何となくお館山に似た山

 

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芦別の北海道大観音

 

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23日前は雨だった滝川駅。今日は見事な快晴。

 

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滝川駅から苫小牧駅まで輪行

 

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12時発の苫小牧行の電車に輪行袋に入れた自転車を抱えて乗り込んだ。

その姿を見て小さな男の子が袋の中に何が入っているのか聞いてきた。

私は袋の隙間からタイヤを見せて自転車であることを教えた。

 

14時15分苫小牧に到着。

大きくなったら必ず自転車に乗るんだよと手を振って別れた。

 

 

17時発のフェリーにはまだ時間があったので市内を散策。

 

コンビニで買い物をしている時、窓から日本一周していると思われる方が通り過ぎていくのが見えた。

清算を済まし、急いであとを追いかけようやく話をすることができた。

 

「日本一周の方ですよね?近くの公園で一緒に記念撮影しませんか?」

 

とお願いしてみるとOKをもらった。

 

さらにモンベル前に日本二周目と書かれた自転車があったので出てくるのを待って声を掛けた。

 

「近くの公園で一緒に記念撮影をしませんか?」

 

とお願いしたら快くOKをもらえ、先程声をかけた自転車日本一周の方が待っている公園に案内した。

自転車を3台並べて記念撮影、北海道旅最後の楽しい思い出となった。

 

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3人で記念撮影

 

これからのルートはどうするのか聞いてみると二人とも明日は八戸に渡るそうだ。

話をしているうちに、日本二周目のKさんの自転車の後輪がパンク。

修理を手伝っているうちにフェリーに乗る時間が迫ってきた。握手をした後、後ろ髪をひかれるように港へ。

自転車を輪行袋に入れフェリー乗り場で受付を済まし、何とかぎりぎりフェリーに乗り込むことができた。

 

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太平洋フェリーからの風景

 

太平洋フェリーには小さいながらも映画館がある。

何の映画かと思いきや本木雅弘主演の「おくりびと」だった。

まさに自分の自転車旅の最後にふさわしい映画だ。

布教師養成所で知り合った山形のN師がエキストラで映ったと言っていたのを思い出し、どこにいるのか真剣に探した。が、どこで映っていたのかわからなかった。布教師養成所が10月にあるので、その時にどこに映っていたのか聞いてみたい。

 

 

距離:90.96km

積算距離:25457.86km

宿泊:太平洋フェリー


第353日目 2009年8月9日 北海道沙流郡日高町〜北海道空知郡上富良野町

6時ちょっと過ぎ、少し先のコンビニで朝食・昼食を購入。

テントに戻り朝食を食べた。

 

7時にキャンプ場を出る。

早速、日高峠(標高500m)の坂が見えてきた。

昨日の日勝峠のようにトンネルや車が少ない分、楽に感じる。

 

この先、金山峠を越えるか、泣く木のある方面を行くかで迷うが、天気が良いというのもあり、かなり遠回りで県道(泣く木がある)を行くことにした。

 

この県道沿いにある泣く木というのは、道路を造る際、伐採しようと試みたが、木が泣いてしまうので止めたといういわくつきの木である。とても不気味な木かと想像していたが、見た目は普通の木であった。

 

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泣く木の説明

 

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泣く木

 

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木漏れ日

 

その後、以前の旅で通ったことのある金山小、金山郵便局を過ぎ、下金山の公園で一眠り。

疲れが取れた所で、快調に進み、再び富良野に入った。

 

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金山湖

 

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富良野のひまわり畑

 

足の疲れを取るため無料の足湯に10分程浸かりながらジュースを2本飲む。

 

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にしなか駅に立ち寄る

 

その後はまっすぐ上富良野の日の出公園キャンプ場を目指した。

 

キャンプ場には16時過ぎに到着。

人気のあるキャンプ場なので、駐車場の車の台数を見ただけでも凄い。

 

受付を済ませ、早速テントを張り、自転車の整備をして明日に備えた。

 

 

距離:136.59km

積算距離:25366.9km

宿泊:日の出公園キャンプ場


第352日目 2009年8月8日 北海道帯広市〜北海道沙流郡日高町

朝、宿泊者の皆さん達と協力して各部屋を清掃。

その後、7時に大正カニの家を出発。

 

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大正カニの家入口

 

この先、狩勝峠(標高644m)を行くか日勝峠(標高1020m)を行くかで迷ってしまう。

狩勝峠は以前の自転車の旅でも通っているので、大変ではあるが日勝峠を越えることに決めた。

 

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白樺が見える道路

 

日勝峠は標高1020mありながら、しかも交通量が多い、さらに頂上には自分が苦手なトンネルがある。

しかし、峠の入口に来てしまった以上は進むしかない。

 

進み始めると同時に霧が出てきてとても涼しい。

それも束の間、太陽が昇るにつれ霧が晴れだし、温度も上がってきた。

 

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まだ峠ではないが十勝平野が見える場所となっている。

 

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十勝平野

 

地道にローギヤで進み、12時30分頃に峠の頂上に到着。

ちょうど反対側から登ってきた自転車のおじさんと挨拶をしてすれ違った。

 

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日勝峠(標高1022m)

 

その後は、気持ちのいいほどの下りで、汗で濡れた衣類が乾く程だった。

少し疲れたので、千栄という所で休む。

 

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怪獣ほどの大きさの熊。足元の自転車と比べると熊の大きさがわかると思う。

 

この後、チロロの巨石という大きな石を見に出発。

途中、小学校跡の石碑があったので碑文を読んでみることにした。

そこには福島県伊達郡(※丸森の隣)から入植した子供たちが通った学校があり、昭和49年に閉校したとあった。

 

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小学校跡の石碑

 

この小学校跡の石碑からほど近い場所にチロロの巨石があった。

横に長い蛇紋岩という大きな石で、登るのにはしごが置いてあったので早速上に上がってみた。

 

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チロロの巨石

 

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木のはしご

 

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チロロの巨石の説明

 

巨石見学後、コンビニで遅い昼食兼夕食を食べ、16時30分頃、沙流川キャンプ場に到着。

自転車の整備をした後、テントで一休み。

 

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沙流川キャンプ場

 

 

距離:123.31km

積算距離:25230.31km

宿泊:沙流川キャンプ場


第351日目 2009年8月7日 北海道足寄郡足寄町〜北海道帯広市

テントをたたみ出発の準備を整えた後、机と椅子に座って朝食を食べた。

その後、7時半に野営場を出発。

 

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ここで朝食

 

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野営場の看板前にて

 

朝から天気が良く、オンネトーの湖面は山の形が映るほど穏やかだ。

 

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朝のオンネトー

 

昨日は坂で疲れた分、今日は国道まで快適な下りを楽しんだ。

国道241号線に入り、さらに下りが続くかと思いきや上りに変わり心拍数が増してきた。

 

名寄に入り小腹が空いたので、コンビニでおにぎりを食べた。

ハガキも少なくなってきたので5枚ほど購入。

 

後はひたすら帯広目指して進む。

途中、積算距離25000キロを越えたので、その場所で記念撮影。

 

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ここで25000キロ

 

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周りの風景

 

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丸森の風景に似ていたので撮影

 

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丸森の館矢間の風景

 

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どこかの川

 

市内に入り、十勝大橋の見える公園のベンチで一眠り。

 

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十勝大橋

 

帯広は車と信号機が多いので精神的に疲れた。

市内を抜け廃線の駅、愛国駅と幸福駅を目指す。

 

まずは愛国駅を見学。

 

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オレンジが印象的の愛国駅

 

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切手の石造物

 

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この汽車が走っていたのだろうか

 

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名刺がたくさん貼られていた。

 

今日の宿である大正カニの家の場所を確認した後で、幸福駅へ。

 

5時に幸福駅に到着。

お土産屋さんがまだ営業中だったので、家族や親戚のお土産に切符やキーホルダーを購入。

 

駅内には切符、名刺、幸福の便り、お礼の手紙がたくさんあった。

お礼の手紙や名刺が貼られている光景は、何となく霊場のような雰囲気を感じた。

 

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幸福駅

 

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名刺・切符・幸福の便りなど物凄い紙の量だ。

 

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幸福駅にて

 

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幸福ゆきの切符とバッジを購入

 

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切符とバッジが入った袋

 

幸福駅から、今日の宿である大正カニの家に到着。

カニの家は宿泊が無料でとても綺麗だ。

 

しかし宿泊するには大正カニの家利用のルール10ケ条を守らないといけない。

例えば、4ヶ条のごみの分別は守ること、7ヶ条は利用者は朝、全員で掃除をしなければならないとある。

やはり無料の所は無法地帯になりやすいので、カニの家のような条件がなければ維持は難しいと思う。

 

修行でも清規(しんぎ)といって、行住坐臥(ぎょうじゅうざが)、洗面・トイレ・食事にしろ作法が決まっている。この作法を守ることが修行であり仏法なのである。

 

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大正カニの家

 

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綺麗な台所

 

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分別ごみ

 

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寝室への階段

 

 

距離:146.4km

積算距離:25107km

宿泊:大正カニの家


第350日目 2009年8月6日 北海道川上郡弟子屈町〜北海道足寄郡足寄町

朝4時半、キャンプ場内にある無料露天風呂に直行。

朝早いせいか誰もいない。

 

脱衣室で衣類を脱いだ後、早速温泉へ入ってみる。

露天風呂は下が砂になっていて湧き水のように湯が沸いているようだ。

 

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脱衣所とその奥に温泉がある。

 

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露天風呂

 

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早朝カヌー

 

温泉から出た後、テントをたたみ出発の準備を終えた所で食事をした。

7時半、阿寒方面に向けて出発。

 

今朝は霧があるものの天気が良くなるような印象だ。

道は平坦だが緩やかな坂がずっと続き、体力的に辛いものがある。

自分とすれ違ったり追い抜くバイクの台数は多かったが、自転車の旅人は一人も見かけない。

 

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霧が晴れ北海道らしい風景

 

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何となく富士山に似ている雄阿寒岳

 

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北海道に見えるペンケトウ

 

12時過ぎ阿寒湖に到着。

湖の前で記念撮影。

湖近くの売店を見ると何となく観光客が少ないように感じた。

 

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阿寒湖

 

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土産物店

 

無料の足湯に入って疲れを取った後、ラーメンを食べた。

食べ終わった後、店の主人から、オンネトーでキャンプができるという情報をもらい、ここに泊まることに決めた。

 

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無料の足湯

 

足寄峠を下ったかと思うと、今度は上り。やっとのことで野中温泉に到着。

200円を支払って温泉に入った。

源泉でとても疲れが取れるような温泉だ。

本当はここで宿泊したかったが、今日は近くの野営場にしていたので次の機会に訪れたい。

 

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野中温泉(元ユースホステル)

 

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ロビーには大量の週刊少年ジャンプがあった。

 

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ユースホステルの看板

 

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年季を感じさせる布に描かれた地図

 

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感謝状

 

その後、2キロ程下ってオンネトーと山の写真を撮影。

湖面はエメラルド色で天候によって変わるという。

摩周湖同様とても綺麗だ。

 

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左の山は雌阿寒岳、右の山は阿寒富士、湖はオンネトー

 

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天候によって湖面が変わる

 

オンネトーにほど近い場所に野営場があり無料となっている。

 

オンネトー見学の後、間もなく野営場に到着。

木が多いせいか虫がたくさんいて参ってしまった。

 

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オンネトーが近い場所にテントを張った。

 

 

距離:80.13km

積算距離:24960.6km

宿泊:オンネトー国設野営場



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